ラズパイとの出会い
そもそも僕がラズパイを知ったきっかけは、仕事をしている時でした。
僕は工場で現場改善的な仕事をしているのですが、機械のある部分の温度管理をしてほしいってことで、そういうのを探してたんです。
調べている途中で「ラズベリーパイで温度管理システムを自作」みたいな情報を発見しまして、なんか面白そう!となったわけです。
調べているとArduino?とかラズベリーパイというのを使うらしいです。
どちらも調べていましたが、pythonというプログラム言語が使用できるラズベリーパイの方が簡単っていうのを見て、ラズベリーパイで温度管理する方法を調べていました。
「温度が○○℃以上になったらランプが点灯する」みたいなシステムを作りたかったのです。
その日は一日中その方法を調べていましたが、結局素人が作ったシステムが現場に導入できるはずもなく、断念しました。
でもどうしても自分で作ってみたくなったので、休憩時間や帰宅後にラズベリーパイについて調べていました。
そんなこんなで、自分でプログラミングして何かを作るのってなんかかっこいいし、面白そう。みたいな感じでラズパイを始めることにしました。
最初に買ったもの
- ラズパイpico
- ラズパイスターターセット(Freenove)
ラズパイを買うことにしましたが、種類が多くてどれを買えばいいのかよく分かリません。
種類 | 内訳 | OS | 価格 |
---|---|---|---|
raspberry piシリーズ | 有 | ¥7,590~ | |
raspberry pi zeroシリーズ | W、WH、2W、2WH | 有 | ¥3,322~ |
raspberry pi pico | H、W、WH、2、2W、2WH | 無 | ¥858~ |
あまりお金はかけたくなかったので、一番安いラズパイpicoにしました。OSがないので普通のパソコンみたいに画面に繋いでネット見たりとかはできませんが、センサーから値を読み取って何かするみたいな単純なシステムは作れるみたいです。
picoの中でもWとかWHとか色々あります。
種類 | 特徴 |
---|---|
raspberry pi pico W | Wi-Fi・Bluetoothが使える。ハンダ付けが必要 |
raspberry pi pico H | Wi-Fi・Bluetoothが使えない。ハンダ済み。 |
raspberry pi pico WH | Wi-Fi・Bluetoothが使える。ハンダ済み。 |
僕の中ではこんな条件でした。
- ・Wi-Fi機能は使えればスマホから操作できたりするらしいので、使ってみたい。
- ・ハンダ付けはしたことないし道具もない。
- ・念の為、あまり古すぎないものがいい
こんな状況だったので、raspberry pi pico 2WHにしました。(¥1,700くらい)
これだけでは何もできないらしく、ブレッドボードやジャンパーワイヤー、LEDなど色々必要なようです。
ブレッドボード?ジャンパーワイヤー?と初心者の僕には聞いたことのないものばかり。
スターターセットみたいなものがあったので、Amazonで5,000円くらいのを買うことにしました。こんなやつですね。

ただ、どうやら間違えてラズベリーパイシリーズ用を買ってしまったようで、pico用ではありませんでした。大体共通で使えるので問題なさそうです。
ブレッドボードはこれです。


さっきハンダ付けの話が出ましたが、この赤枠の足みたいな部分がハンダ付けの部分です。ブレッドボードにこの足を挿して使います。
ブレッドボードとはなんぞやという話なのですが、配線とかを簡単に行うことができる道具みたいな感じです。ジャンパーワイヤーを挿すだけで配線ができるので非常に簡単でした。テスト環境みたいに使う目的なのか、簡単に配線できるけどすぐ配線は抜けてしまいますので、実験レベルではなくちゃんと作りたい場合は、配線をちゃんとした基盤にハンダ付けとかしないといけないようです。
ジャンパーワイヤーはこれです。

これをブレッドボードの穴に挿して使います。
ブレッドボードの使い方も調べてみました。

ブレッドボードは区画ごとに穴の中が部分的に繋がっています。例えば、上と下の赤枠部分はーの行、+の行がそれぞれ横にずっと繋がっています。ーと+は縦には繋がっていません。逆に緑枠と紫部分は縦に繋がっていて横には繋がっていません。緑と紫の間のを超えては繋がっていません。実際に繋いでみたのがこんな感じです。

実際にはブレッドボードとジャンパーワイヤーだけでなく、抵抗を入れたりも必要です。
スターターセットにはそういった必要なものがほぼほぼ揃っているので、何を買って良いかわからない人にはおすすめです。
最後に
というわけで、僕は今回raspberry pi pico2WHを購入してみましたので、これで色々やってみたいと思います。
スターターセットの中にチュートリアルという練習課題みたいなのがありましたので、それを少しずつやっていきます。
次回は、picoの初期設定をやります。